マカオ政府統計調査局は5月8日、今年第1四半期（2018年1〜3月期）の住宅価格指数を公表。

マカオの今年第1四半期の総体住宅価格指数は253.4で、昨年第4四半期から0.6%上昇。住宅価格指数の上昇は8四半期連続。エリア別ではマカオ半島が昨年第4四半期から0.6%上昇の253.6、タイパ島・コロアン島が0.1%上昇の252.1。

現住（中古）物件に限った指数は0.7%上昇の267.7。マカオ半島が0.8%上昇の262.6、タイパ島・コロアン島は0.3%上昇の291.2。

築年数別では、20年以上及び11〜20年が0.9%上昇、5年以下は0.5%下落。未完成物件（プレビルド）は0.7%上昇。

今年第1四半期の総体住宅価格指数は前年同期との比較で1.8%上昇。現住物件は12.3%の上昇だったが、プレビルドは1.5%の下落だった。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影