マカオの18年1〜4月累計カジノ税収18.8%増の4821億円超…歳入の84%占める=年度予算執行率は43.1%に
- 2018/6/5 13:53
- カジノ・IR
マカオ政府財政局が6月1日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2018年)1〜4月累計の歳入は前年の同じ時期から17.8%増の423億1500万パタカ(日本円換算:約5740億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は40.4%となった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は18.8%増の355億3960万パタカ(約4821億円)で、年度予算執行率は43.1%。歳入に占めるゲーミング税の割合は84.0%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、以降、今年5月まで22ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
歳出は20.7%増の203億0740万パタカ(約2754億円)で、年度予算執行率は20.6%。歳出増の主要因は投資計画分の増によるもので、経常性費用に限ると11.1%増。
財政収支は15.2%増の222億2640万パタカ(約3015億円)で、年度予算執行率は321.0%に達している。