マカオ、レストランで忘れ物のスマホ盗む…香港人の男逮捕

マカオ治安警察局は6月20日、同月18日にマカオ半島新口岸地区のレストラン店内で中国本土からマカオを訪れていた男性旅客の忘れ物のスマートフォンを持ち去ったとして、香港人の自称レストラン従業員の男(40)を逮捕したと発表。

警察によれば、被害者の男性は18日午後0時30分頃、レストランで食事を済ませて店外に出た後、市価約6000パタカ(日本円換算:約8万4000円)相当のスマートフォン1台を座席上に置き忘れたことに気づき、およそ5分後に店に戻ったが発見できなかったため、警察に通報したとのこと。

その後、警察がレストラン内に設置された監視カメラ映像を分析するなどして容疑者を特定。翌19日に周辺で防犯パトロールを実施していた際、容疑者に似た男を発見し、所持品検査を実施したところ、被害者のスマートフォンが見つかったため、逮捕した。

容疑者は警察の調べに対し、つい出来心でやってしまい、中に入っていたSIMカードは捨ててしまったなどと供述しているとのこと。警察では、容疑者を拾得物不当占有罪で送検する方針。

容疑者の犯行当時の着衣及び容疑者が持ち去った忘れ物のスマートフォン(写真:マカオ治安警察局)

容疑者の犯行当時の着衣及び容疑者が持ち去った忘れ物のスマートフォン(写真:マカオ治安警察局)

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