マカオの18年1〜5月累計カジノ税収20.4%増の6066億円…歳入の83.1%占める=年度予算執行率は54.3%に
- 2018/6/27 18:22
- カジノ・IR
マカオ政府財政局が6月27日付で公表した最新の財政収支データによれば、今年(2018年)1〜5月累計の歳入は前年の同じ時期から19.5%増の537億8700万パタカ(日本円換算:約7298億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は51.1%となった。
このうち、ゲーミング(カジノ)税収は20.4%増の447億0740万パタカ(約6066億円)で、年度予算執行率は54.3%。歳入に占めるゲーミング税の割合は83.1%。
マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、以降、今年5月まで22ヶ月連続で対前年プラスを維持している。
歳出は21.8%増の255億5840万パタカ(約3468億円)で、年度予算執行率は26.0%。歳出増の主要因は投資計画分の増によるもので、経常性費用に限ると9.7%増にとどまる。
財政収支は17.5%増の282億2860万パタカ(約3830億円)で、年度予算執行率は407.7%に達している。