マカオ税関、CPU456個を着衣の下に隠して密輸図った女を検挙
- 2018/7/12 9:47
- 社会・政治
マカオ税関(澳門海關)は6月11日、同月10日にマカオ外港フェリーターミナルで、着衣の下に大量の電子部品を隠して密輸を図った香港人の女を発見、対外貿易法違反で検挙したと発表した。
税関によれば、税関検査場を通過する際に女が挙動不審、かつ着衣の形状が不自然だったことから、所持品検査を行ったところ、着衣の下にCPU(中央処理装置)456個を隠し持っているのが発覚した。女は税関の調べに対し、香港で総額20万香港ドル(日本円換算:約280万円)購入したものだと話しているとのこと。
CPUはマカオの対外貿易法第10条第1項(1)で輸出入時の申告が必要な物品と規定されている。罪が確定した場合、最大5万パタカ(約70万円)の罰金が科せられる上、当該貨物はマカオ特別行政区によって没収となる。
税関では、対外貿易法の管制下にある品目は税関公式サイトに掲載されているとし、対象の物品を携行してマカオと外地を往来する際、主動的に税関職員に申告を行うよう呼びかけた。