マカオ政府統計調査局は8月8日、今年（2018年）4〜6月期の住宅価格指数を公表。

マカオの今年4〜6月期の総体住宅価格指数は269.4で、今年3〜5月期から1.7%上昇。

エリア別の価格指数ではマカオ半島が1.9%上昇の271.8、タイパ島・コロアン島が0.5%上昇の258.2。また、未完成物件（プレビルド）の価格指数が1.8%上昇の290.2、現住物件（中古）についても1.7%上昇の278.9。中古の築年数別では、5年以下が2.7%、20年以上が1.5%のそれぞれ上昇だったが、6〜10年は0.4%の下落だった。

今年第1四半期（1〜3月）との比較では、総体住宅価格指数が6.3%、中古が8.4%、プレビルドが3.3%のそれぞれ上昇だった。

実用面積別では、50平米以下が5.9%、50〜74.9平米が5.6%のそれぞれ上昇。物件の高さ別では、7階建以下が10.1%、7階建以上が4.7%のそれぞれ上昇。

住宅価格指数は2011年を基準とし、住宅売買・移転にかかる不動産印紙税資料をもとに算出されたもの。

住宅が密集するマカオ半島の町並み（資料）＝2018年1月本紙撮影