マカオ警察、深夜のカジノなどで一斉取り締まり実施…7人の密航者とオーバーステイ発覚
- 2018/8/11 9:44
- 社会・政治
マカオ警察総局、司法警察局、治安警察局が8月10日午後11時から11日午前4時にかけて、警察官280人、警察犬10頭を動員し、マカオ半島及びコタイ地区のカジノ施設、カラオケ店、バーなどを対象にした一斉取り締まりを実施した。
マカオ警察当局では、社会治安秩序の維持を目的として不定期でカジノ施設等の娯楽施設内外において不定期で取り締まりを展開している。
警察総局によれば、現場にいた999人に対して身分証のチェックなどの調査を行い、このうち47人(男:40人、女:7人)について、詳しい調査が必要と判断し、警察署に連行。その後の調査で、男女各1人が密航者、男4人と女1人がオーバーステイ状態であることが発覚したとのこと。7人はいずれも中国本土出身だった。
同局では、マカオ域内の治安情勢を常に注視しており、今後も様々な形で取り締まりを継続実施するほか、中国広東省及び香港の警察当局との協力、情報交流を図り、マカオの安全と安定を維持するとしている。