マカオ国際空港の搭乗ゲート6ヶ所増…8月22日から=旅客ターミナルビル拡張で

マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港の運営会社にあたるCAMは8月21日、翌22日から6ヶ所の新しい搭乗ゲートの運用を開始するほか、ターミナルビル全体のゲートナンバーの付け替えも同時に実施すると発表した。

今回の新搭乗ゲートの増設はターミナルビル北側拡張に伴うもの。これまで、搭乗ゲートは1階(日本の数え方では2階にあたる)のみだったが、新たにG階(同1階)にも搭乗ゲートが設置された。なお、G階の搭乗ゲートにボーディングブリッジ設備はない。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年の年間旅客数は対前年8%増、開港以来最多となる延べ716万人に達した。CAMでは、今年の年間旅客数見通しについて800万人を上回ると予想している。

近年、マカオ国際空港では需要増に対応するための拡張工事が進められており、今年に入って以降、段階的にターミナル北側拡張部の運用を開始しているほか、南側への拡張についても準備が進められている。

マカオ国際空港旅客ターミナルビル北側のG階に新設された搭乗ゲート(写真:CAM)

マカオ国際空港旅客ターミナルビル北側のG階に新設された搭乗ゲート(写真:CAM)


マカオ国際空港出発フロアの新たなゲートナンバー(写真:CAM)

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