マカオの大型カジノ見本市「MGSエンターテイメントショー2018」概要発表…新要素加え11月13〜15日に開催
- 2018/8/23 12:22
- カジノ・IR
このほど、マカオで毎年秋(11月)に開催されている大型カジノ見本市「MGSエンターテイメントショー」の2018年の開催概要が発表された。参加登録受付も始まった。
MGSエンターテイメントショーは地元マカオのゲーミング(カジノ)機器製造業者の組合にあたる澳門娯楽設備廠商会(MGEMA)の主催で2013年にスタート。6回目の開催となる「MGSエンターテイメントショー2018」の会期は11月13日から15日までの3日間、会場はこれまでと同じコタイ地区の大型IR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオ併設のコタイエキスポホールを予定している。
MGSエンターテイメントショーには、スロットマシンメーカー及び関連機器やシステム、ゲーミングチップやプレイングカード(トランプ)などのカジノ用品、VIPルームなどを運営するカジノ仲介業者といったゲーミング(カジノ)関連業界のほか、IT、ショービジネス、飲食、サービス、家具、メディア、カジノ関連学科やディーラー養成コースを持つ教育機関まで、世界各地から幅広い企業・団体などが出展。また、併設会場でアジアのゲーミング業界の最新動向をテーマにしたセミナーやパネルディスカッションも行われ、アジアのゲーミング業界における最新トレンドやキーパーソンが一堂に会する情報及び人材ハブ機能も果たしている。
運営事務局によれば、今回、主催がMGAMAの単独から中国の見本市運営大手、ナンコンカルチャー&クリエイティビティインダストリー社と、機械技術に強みを持つチャイナナショナルマシナリーインダストリーインターナショナル社との共催となるとのこと。共催化及び業界の発展を背景に、今回は新要素を加えたエキジビションへ進化するとし、主な構成要素としてレジャーテクノロジー、ゲーミング機器、統合型リゾート調達会議、ホテルサプライ、ホテル環境保護、防火、eスポーツを挙げている。
なお、昨年のMGSエンターテイメントショー2017の出展社数は162、来場者数は1万5234人で、いずれも過去最多を記録したという。