マカオ、18年第2四半期GDP年率6.0%増…サービス輸出と民間消費が着実に拡大
- 2018/8/24 18:11
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局は8月24日、今年第2四半期(2018年4〜6月期)のマカオの域内総生産(GDP)が物価変動の影響を除く実質で前年同期比6.0%増だったと発表。
今年第1四半期の9.2%を3.2ポイント下回る結果となり、その要因としてサービス輸出の拡大幅が縮小したこと、投資の大幅な減少が挙げられる。
外需は引き続き拡大し、総サービス輸出は前年同期から13.0%増。このうち、ゲーミング(カジノ)サービス輸出とその他ツーリズムサービス輸出がそれぞれ13.7%、13.0%の増。貨物輸出は30.0%増。内需は投資が11.9%減少したことを受け、軽微な下落に。民間消費支出および政府最終消費支出はそれぞれ5.3%、5.1%の増。貨物輸入は10.0%増。このほか、GDPデフレーターは3.5%上昇。