中華人民共和国建国69周年…マカオで国慶節祝賀式典開催
- 2018/10/1 13:58
- 社会・政治
きょう(10月1日)は中華人民共和国の建国記念日にあたる国慶節。中国の特別行政区のマカオでも、政府主催の祝賀式典が開催された。
マカオ特別行政区政府は同日午前、金蓮花広場で国旗・区旗掲揚式、マカオタワーでレセプションを開催。夜にはマカオタワー前の海上で祝賀花火大会の開催が予定されている。
マカオ特別行政区のフェルナンド・チュイ(崔世安)行政長官はレセプションのスピーチの中で、中央政府が掲げる「粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)」開発計画を発展の機会と捉え、広東省及び香港特別行政区の両政府と連携して居住、事業、ツーリズムに適した高品質生活圏の構築したいと抱負を述べた。
また、今後も継続してゲーミング(カジノ)産業に対する監理を強化するほか、MICE、中国医薬、特色ある金融、文化・クリエイティブといった産業の育成に努め、安定した経済の発展と多元化に取り組むほか、市民が実感できるかたちでの富の還元についても、さらにアップグレードして実施したいとする方針を示した。
マカオは1日、2日が公休日だが、中国本土は7日までの大型連休となるため、マカオの観光名所周辺は多くのインバウンド旅客で賑わう見込み。