マカオ航空が1ヶ月ぶり燃油サーチャージ値下げ…19年1月1日発券分から片道1区間28米ドルに=日本発は1月末まで3500円で据え置き

マカオ国際空港を拠点とするマカオ航空は12月10日、来年(2019年)1月1日以降のマカオ発券分の航空券(マカオ発運賃)について、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の徴収額を従来の片道1区間32米ドル(日本円換算:約3620円)から28米ドル(約3167円)に値下げすると発表した。

日本線を含む全路線(同社運航便及び同社便名の付くコードシェア便)が対象とのこと。同社の燃油サーチャージは12月1日に28米ドルから32米ドルに5ヶ月ぶりに値上げとなったが、1ヶ月で以前の価格に戻ることになる。

燃油サーチャージは発券日が基準となるため、1月1日以降出発分航空券であっても前日までに発券されたものであれば差額を返却されることはない。

マカオ航空はマカオと日本を結ぶ直行便を自社運航する唯一の航空会社で、東京(成田国際空港)、大阪(関西国際空港)、福岡に乗り入れている。

なお、マカオ航空の日本語公式サイトに10月24日付で掲載された情報によれば、日本発券分の航空券(日本発運賃)の燃油サーチャージについては、来年(2019年)1月31日発券分まで従来通りの片道1区間3500円を継続するとしている。

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)—本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ治安警察局は11月21日、他人の身分証を使用してカジノへ入場した上、賭博で獲得した得たポイ…
  2.  冬のマカオの街を美しく彩る毎年恒例のイルミネーションイベント「ライトアップマカオ2024(中国語…
  3.  マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は11月21日、今年(2024年)10月の訪マカオ外客数(…
  4.  マカオを中心にアジア、欧州で統合型リゾート(IR)施設の開発・所有・運営を行うメルコリゾーツ&エ…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営する澳門輕…

ピックアップ記事

  1.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  2.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…
  5.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…

注目記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun