マカオ、18年11月の総合消費者物価指数3.12%上昇…伸び幅は前月から0.23ポイント縮小
- 2018/12/22 11:31
- 産業・経済
マカオ政府統計調査局が12月21日に公表した最新データによれば、今年(2018年)11月の総合消費者物価指数(2013年10月〜2014年9月=100)は113.96となり、前年同月から3.12%上昇。上昇幅は前月から0.23ポイント縮小した。
今年11月の指数上昇の主要因として、外食費、家賃、パーキングメーター、ガソリン価格の値上げや男女衣料品の価格上昇を挙げた。
年率換算(2017年12月〜今年11月までの12ヶ月)の総合消費者物価平均指数は2.93%で、2018年11月から今年10月までの12ヶ月との比較で0.12ポイント上昇。10ヶ月連続の上昇となり、衣料・履物、交通、医療、教育価格指数の上昇が目立った。
今年1〜11月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から3.01%の上昇。マカオの総世帯数のおよそ5割を反映する毎月平均支出1万〜2万9999マカオパタカ(日本円換算:約13万7900〜41万3700円)の甲類消費者物価指数は3.03%上昇、3割を反映する毎月平均支出3万〜5万4999マカオパタカ(約41万3700円〜75万8400円)の乙類消費者物価指数は2.89%上昇だった。