マカオ政府地球物理気象局（SMG）は現地時間12月28日、寒冷天気特別情報を発出。

強烈な冬の季節風が28日にかけて華南沿岸に達するため、夜に入って以降、北風が強まり、著しく気温が下がり、気温が低い状態は次週後半まで続く見込みとした。

また、大晦日から元日にかけての見通しについては、天気は曇り時々雨、最低気温が8℃前後とし、比較的強い北風や突風も予想されることから、防寒対策に努めるよう呼びかけた。

このほか、フィリピンの東にある熱帯低気圧が今後数日のうちに南シナ海を通過する見込みだが、マカオに直接影響を与えるものではないとした。

マカオ市内各所で年越しイベントの開催が予定されており、特に屋外イベントへ参加する際には暖かい格好をして出かける必要がありそうだ。年間を通じて温暖なマカオや香港では、ホテルや公共交通機関でも暖房設備が導入されていない（エアコンは冷房のみ）ところが多いのが現状で、室内でも寒く感じることがある。

マカオ政府地球物理気象局が現地時間12月28日午前9時に発表した週間天気予報（文書出典：SMG）