港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設とマカオ市街地と結ぶ路線バスがダイヤ改正…増発など利便性向上=1月26日実施
- 2019/1/24 19:52
- ツーリズム
昨年(2018年)10月24日に開通した香港と珠海、マカオを結ぶ港珠澳大橋。マカオ半島の北東沖に位置する人工島にある港珠澳大橋マカオ側イミグレーションとマカオ市街地の間を結ぶ公共交通機関によるアクセス手段として、路線バス「101X」と「102X」の2系統が運行されている。
マカオ政府交通事務局(DSAT)は1月24日、港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の利用者が増加傾向にある中、これまでの輸送実績や旅客の動向データなどを検証した結果、「101X」と「102X」について途中停留所の増や一部時間帯の高頻度運行化を盛り込んだダイヤ改正を1月26日の始発から実施すると発表した。具体的な変更点は下記の通りとなる。
「101X」系統は、マカオ半島北西部エリアにおいて停留所を3ヶ所増。24時間運行を継続し、午前6時から翌午前1時までの運転間隔を平日が10〜12分、土曜・日曜・祝日が8〜10分、午前1時から午前6時までについては曜日を問わず25〜30分とする。
「102X」系統は、始発を1時間繰り上げて午前6時、終発を1時間繰り下げて午前0時に。運行間隔は午前6時から午後8時までが12〜15分、午後8時から午前0時までが15〜18分で、土曜・日曜・祝日に限って午前9時から午後8時までが10〜12分となる。港珠澳大橋方面行きのルートにおいてマカオ半島の中心に位置する葡京酒店(ホテルリスボア)停留所を加える。葡京酒店停留所は「101X」系統の折り返し点であり、多くの路線バスが乗り入れる亞馬喇前地(プラサ・フェレイラ・アマラル)バス停にも近い。
最新版のタイムテーブル付きの路線図はマカオ政府交通事務局の公式ウェブサイトまたはスマートフォンアプリで確認することができる。