マカオ、春節GW3日目のインバウンド旅客数約17.6万人…対前年28.8%増=3日間累計28.2%増の40.2万人
- 2019/2/7 16:30
- 産業・経済
今年の春節(旧正月)は2月5日となっており、旧暦の大晦日にあたる4日から春節ゴールデンウィークがスタートした。
マカオ政府旅遊局(MGTO)は7日、治安警察局提供データをもとに新春2日目となる6日のインバウンド旅客数を公表。全体では前年同期から28.8%増の17万5832人、中国本土旅客に限ると27.0%増の12万4859人に上り、いずれも3日間で最多だった。6日の天気は概ね晴れで、気温は新春2日目としては観測史上2番目となる24.7℃まで上がった。(過去最高は2005年の24.9℃)
4〜6日の3日間累計でみると、全体では前年同期から28.2%増の40万1937人、中国本土旅客に限ると29.3%増の27万1842人。
入境ルート別では、昨年10月に開通したばかりの港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由が3日間累計で7万1766人となり、海路ルートの主な玄関口となる外港フェリーターミナルの5万6575人を上回っている。5日は港珠澳大橋マカオ側イミグレーションからマカオ市街地へ向かう路線バス乗り場が混雑し、バス会社が急遽増便を決めるなど、対応に追われたが、6日も混雑が続いたとのこと。
MGTOでは、春節GW7日間(2月4〜10日)のインバウンド旅客総数について、前年同時期から9〜10%増になると予測している。
このほか、治安警察局発表資料によれば、春節GW3日目までの悪質タクシー検挙数は117件で、このうちぼったくりが86件、乗車拒否が18件だったとのこと。