マカオ、春節GW4日目のインバウンド旅客数約22.7万人…対前年22.6%増=4日間累計26.1%増の62.8万人
- 2019/2/8 12:21
- 産業・経済
今年の春節(旧正月)は2月5日となっており、旧暦の大晦日にあたる4日から春節ゴールデンウィークがスタートした。
マカオ政府旅遊局(MGTO)は8日、治安警察局提供データをもとに新春3日目となる7日のインバウンド旅客数を公表。全体では前年同期から22.6%増の22万6874人(延べ、以下同)、中国本土旅客に限ると22.3%増の17万5926人に上り、いずれも4日間で最多だった。7日の天気は概ね晴れで、気温は新春3日目としては観測史上3番目に高い25.4℃まで上がった。夜には大規模な新春祝賀パレードや花火大会も開催された。
4〜7日の4日間累計でみると、全体では前年同期から26.1%増の62万8811人、中国本土旅客に限ると26.5%増の44万7768人。
入境ルート別では、昨年10月に開通したばかりの港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由が4日間累計で10万6859人となり、海路ルートの主な玄関口となる外港フェリーターミナルの7万9245人を上回っている。治安警察局の発表によれば、7日の港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由の総出入境者数は7.8万人で、開通以来の最多記録を更新したとのこと。(*7日は総出入境者数、インバウンド旅客数も単日としての過去最多記録を更新)
MGTOでは、春節GW7日間(2月4〜10日)のインバウンド旅客総数について、前年同時期から9〜10%増になるとする事前予測を発表していたが、好天に恵まれているほか、港珠澳大橋の開通効果などもあって、これまでのところ大幅に上振れして推移している。