アジアのカジノ業界対象の表彰イベント「G2Eアジアアワード」がノミネート受付開始…マカオで5月21日開催
- 2019/2/18 17:12
- カジノ・IR
世界一のカジノ売上を誇る都市として知られるマカオ。2007年からアジア最大規模のカジノ見本市「G2E(グローバル・ゲーミング・エキスポ)アジア」が毎年開催されており、業界の最新技術やサービス、関係者が一堂に会することから、アジアにおけるカジノ情報、人材ハブとしての役割を果たしている。
今年で13回目を迎える「G2Eアジア2019」が5月21日から23日まで、マカオの大型IR(統合型リゾート)「ヴェネチアンマカオ」で開催予定。見本市初日の夜、同見本市の公式スピンオフイベントとしてアジアのゲーミング(カジノ)業界で活躍した法人、ブランド、個人を表彰する「G2Eアジアアワード」の授賞式が行われる予定となっている。
G2EアジアアワードはG2Eアジアを主催する国際展示会大手リードエグジビションズ、マカオ拠点のアジアカジノ情報専門誌「インサイドアジアンゲーミング」が共同オーガナイザーとして昨年創設したもので、今年で2回目となる。
リードエグジビションズは2月18日、イベント公式ウェブサイトで各賞のノミネート受け付けを開始したと発表。受け付け終了はマカオ時間の4月5日までとのこと。
アワードカテゴリーは前年からカテゴリーの一部を変更し、ノンゲーミングアトラクション賞、B2Bデジタルプロダクツソリューション賞、電子ゲーミングソリューション賞、テーブルゲームソリューション賞、業界イノベーション賞、ゲーミングフロア賞、新進気鋭の若手を対象としたライジングスター賞、CSR貢献賞、VIPゲーミングプロモーター賞、業界サプライヤー賞、マカオ及びシンガポール以外を対象としたリージョナルアジアン統合型リゾート賞、統合型リゾート賞の12部門を設定している。
なお、前回は日系のエンゼルプレイングカードがベスト業界イノベーション賞の栄冠に輝いた。同社は世界のカジノ市場で高いシェアを持つトランプメーカーとして知られる。同社はは業界イノベーション賞のほか、テーブルゲームソリューション賞、業界サプライヤー賞にもノミネートされていた。
現時点ではカジノのない日本だが、実は日系の電子カジノ機器メーカーやサプライヤーの製品については、すでにアジアを含む世界のカジノ市場に展開している。