高速船ターボジェットがマカオ・タイパ〜香港・九龍線に新規就航

香港とマカオを結ぶ高速船サービス「ターボジェット(噴射飛航)」を運営するシュンタック・チャイナトラベル・シップマネジメント社は3月22日、同月25日からマカオ・タイパ島の北安地区にあるタイパフェリーターミナルと香港・九龍(尖沙咀)のチャイナフェリーターミナルを結ぶ新路線を開設すると発表した。

同社は、新路線開設の理由として、マカオ側のタイパフェリーターミナルに近いコタイ地区において、大型IR(統合型リゾート)が相次ぎオープンしていることに加え、新交通システムの「マカオLRT」タイパ線が今年(2019年)下半期にも開通することを受け、旅客需要が高まっているためとした。マカオLRTタイパ線は、タイパ・フェリーターミナルを起点とし、マカオ国際空港、コタイ地区の主要エリア、マカオ競馬場などを巡るルートとなる。

ターボジェットのタイパ〜九龍線は、タイパ>九龍方向が1日2往復、九龍>タイパ方向が1日3往復からスタート。新規就航を記念した往復割引プロモーションを実施するとのこと。また、今後の増便についても含みを持たせており、最新情報は公式ウェブサイトを通じて随時発表するとした。

なお、タイパ〜九龍線には、すでに「コタイウォータージェット(金光飛航)」が就航しており、こちらはタイパ>九龍方向が1日4往復、九龍>タイパ方向が1日5往復となっている。

ターボジェット、コタイウォータージェットともに、香港側は香港島の香港マカオフェリーターミナルを主要拠点とし、前者はマカオ半島の外港フェリーターミナル、後者はタイパフェリーターミナルとの間を結ぶ路線が主力となっている。

香港〜マカオ間の往来について、これまで海路ルートが主だったが、昨年(2018年)10月24日に香港とマカオなどを結ぶ港珠澳大橋が開通し、新たにバスなど陸路のアクセス手段が登場。マカオ政府発表の統計によれば、大橋の開通後、海路ルートの出入境旅客が減少しており、旅客の分散化が進んでいる状況だ。

マカオ・外港フェリーターミナル沖を航行中のターボジェットの高速船Universal MK 2013号(資料)=2016年4月-本紙撮影

マカオ・外港フェリーターミナル沖を航行中のターボジェットの高速船Universal MK 2013号(資料)=2016年4月-本紙撮影

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