マカオ治安警察局が移動交番車の配備先をカジノIRが建ち並ぶコタイ地区など3ヶ所体制に
- 2019/4/4 11:23
- 社会・政治
マカオ治安警察局は4月3日、昨年(2018年)2月15日からマカオ随一の観光名所となる世界遺産・聖ポール天主堂跡付近で運用を開始した移動警務室(移動交番車)について、新たに配備先を2ヶ所増やし、3ヶ所体制にしたと発表。
新たな配備先は、マカオ半島北部にある中国本土との主要な陸路の玄関口、關閘イミグレーション前の「關閘廣場」と大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶコタイ地区の「金光大道(コタイストリップ)」。配備日は基本的に聖ポール天主堂跡付近が月曜・土曜、關閘廣場が火曜・金曜、金光大道が水曜・土曜・日曜とのこと。ただし、突発的状況により変更になることもあるとした。
移動交番車には語学や観光情報に長けた治安警察局の観光警察隊員が乗務しており、経路案内や各種問い合わせ、身分証明書及び手荷物の紛失・盗難届の手続き、入境申報表(旅客が入境時に受け取る滞在資格及び滞在期限等が印刷された書類)の即時再発行手続きなどに対応している。
ちなみに、移動交番車の車両に採用されているのは日本の三菱ふそう・ROSA(ローザ)となっている。