マカオ国際旅行博閉幕…3日間合計約3.4万人来場=日本パビリオン出展、くまモンがラグビーW杯PRも
- 2019/4/30 15:35
- 澳日関係
マカオ・コタイ地区のIR(統合型リゾート)ヴェネチアンマカオのコタイエキスポホールで3日間にわたって開催された第7回マカオ国際観光(産業)エキスポ(MITE)が28日に開幕した。MITEはマカオ特別行政区旅遊局(MGTO)の主催で毎年この時期に開催される年間最大の国際旅行博。
MGTOが4月30日に発表した総括によれば、エキジビション会場面積は前回(2018年)の2倍となる2万2000平米、日本を含む世界54の国と地域から452の出展者(標準ブース換算で835コマ)が集まり、過去最大規模での開催だったとのこと。
3日間合計の一般来場者数は3万3944人(延べ、以下同)で、前年の4万0120人には及ばなかった。前回は3日間を通じてパブリックオープンだったが、今回は初日にトレードデーが設定され、パブリックオープンは2日目と3日間のみに変更された。招待バイヤーが318人とプロフェッショナルバイヤーが154人参加し、会場内で7000件超のビジネスマッチング交渉が行われ、34件が契約締結に至ったという。
日本については、日本政府観光局(JNTO)と在香港日本国総領事館が広い会場内でもひときわ目立つサイズ(面積360平米)のジャパンパビリオンを展開。JNTOのほか栃木県、長野県、鳥取県、福岡県、佐賀県、長崎県、宮崎県、鹿児島県から自治体、観光協会、観光スポット及びアトラクション、ホテルなど21の出展者が一堂に会し、ブース展示及びパビリオンの一角に設営されたステージでのパフォーマンスやトークショーを通じて訪日観光に関する最新情報を発信した。
また、エキジビション会場メインステージにもラガーシャツ姿のくまモンが登場し、熊本のほか九州2県(福岡、大分)が開催地となるラグビーW杯2019日本大会のPRを行った。