マカオ税関が無申告でスキンケア用品大量持ち込み企図した旅客を相次ぎ摘発

澳門海關(マカオ税関)は5月5日、同月4日に港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の入境ホールにある税関検査場で大量のスキンケア用品を無申告で持ち込みしようとした事案が2件あり、物品を所持していた中国本土出身の20代の男性旅客2人を対外貿易法違反で起訴したと発表。

税関によれば、2人は申告物なしを意味する緑色レーンを通過してマカオ入りしようとしたが、税関職員が呼び止め、荷物検査を行ったところ、それぞれの手荷物からスキンケア商品の単品59点、スキンケア商品のセット48点が見つかったが、2人はいずれも輸入に必要な書類を提示できなかったとのこと。

2人は税関の調べに対し、職業を自称販売員、自営業とし、ネット販売やプレゼント用に持ち込もうとしたもので、総価格は約14万人民元(日本円換算:約229万円)と説明したという。

港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の入境ホールにある税関検査場で発見された大量のスキンケア用品の一部=2019年5月4日(写真:澳門海關)

港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設の入境ホールにある税関検査場で発見された大量のスキンケア用品の一部=2019年5月4日(写真:澳門海關)

関連記事

最近の記事

  1.  マカオ司法警察局は11月22日、違法薬物密売及び使用の疑いで香港人の女(37)を逮捕したと発表。…
  2.  マカオ・コタイ地区にある複合リゾート「リスボエタマカオ(澳門葡京人)」併設のショッピングアーケー…
  3.  在香港日本国総領事館は11月22日、同月14日に澳門日本会に対する在外公館長表彰授与式が執り行わ…
  4.  マカオ市政署(IAM)は11月21日、マカオ半島のギアの丘(松山)に位置する史跡「松山軍用隧道(…
  5.  マカオ政府衛生局(SSM)は11月22日夜、同日マカオ域内で輸入性デング熱感染を新たに1例確認し…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府は6月17日、政府がコタイ地区の南東部に位置する約9万4000平米の国有地を活用し、約…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオのマカオ半島側とタイパ島を結ぶ4番目の跨海大橋となる「マカオ大橋(澳門大橋/Ponte M…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)を運営するサンズチャイナと米国のホテル大手マリオットインターナショ…
  5.  マカオの新交通システム「マカオLRT(Light Rapid Transit)」を運営するマカオ…

注目記事

  1.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
  2.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  5.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年12月号
(vol.138)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun