マカオGPコースの一部にあたる道路で崖崩れ…人的被害なし
- 2019/5/11 11:14
- 社会・政治
5月10日午後、マカオ半島にあるギアの丘(松山)の中腹を半周する幹線道路「海邊馬路」のホテル・ギア付近で幅20メートルにわたる大規模な崖崩れが発生。幸いにも人や車は通っておらず、人的被害はなかった。
海邊馬路は毎年11月に開催されるマカオグランプリの公道サーキット(ギア・サーキット)の一部にあたる。
マカオ政府土地工務運輸局が発出したプレスリリースによれば、今年(2019年)4月に海邊馬路の脇にある壁面(今回、崖崩れが発生した箇所)に凹凸が確認され、上方からの水漏れが原因とみられたことから、雨季の到来を前にメンテナンス工事に着手したところだったという。崖崩れが発生した際、工事中だったが、作業員が地割れに気づいて避難しており難を逃れたとのこと。同局によれば、マカオには今回の現場と同様の斜面が223箇所あり、チームを編成してリスク評価を進めるとした。