マカオの世界遺産・市政署ビルが落書き被害
- 2019/5/24 11:47
- 社会・政治
マカオ市政署は5月23日、マカオ半島新馬路の「マカオ歴史市街地区」にある市政署ビル(旧名称:民政総署ビル)の壁面に落書きされているのを発見し、警察へ通報するとともに、文化局と情報共有を行ったと発表。
市政署によれば、文化局の意見を聞いた上、警察の調査が終わり次第、修復を進める予定とのこと。
市政署ビルを含む22の建築物及び広場から成るマカオ歴史市街地区は2005年にユネスコ世界文化遺産リストに登録されており、文化遺産保護法の対象となっている。市政署では、落書き行為は同法違反にあたり、違反者には最大2万マカオパタカ(日本円換算:約27万円)の罰金が科せられるとした。