マカオ司法警察局がカジノ犯罪抑止能力向上のためのワークショップをIR運営大手メルコ・リゾーツ社と合同開催
- 2019/5/30 8:47
- カジノ・IR
マカオ司法警察局は5月29日、カジノ業界の前線で勤務するスタッフのカジノ犯罪に対する意識と抑止能力向上を目的としたワークショップをカジノIR(統合型リゾート)運営大手のメルコ・リゾーツ・エンターテインメント社と合同開催したと発表。
ワークショップでは、司法警察局カジノ・経済犯罪調査に所属する刑事が講師役を務め、メルコ・リゾーツ側からはホテル、警備、監視・調査、カジノテーブル、キャッシャー、セールス、VIPサービス部門等から59人が参加。講師から司法警察局の組織構造及び機能、マカオのカジノ施設及び周辺エリアにおいてよく発生する犯罪とそれに関する刑法知識、また、いかにカジノ、インターネット、偽造紙幣といった犯罪を抑止するかなどについて講義形式で紹介した後、小グループに分かれて刑事と参加者が仕事や生活の中で遭遇する犯罪に関する問題やその対応についてのミーティングを行ったとのこと。
司法警察局では、今後もカジノ犯罪の予防及び取り締まりを強化して臨むと同時に、カジノ業界との協力を密にし、カジノ運営企業従業員に対するトレーニングの提供などを通じて、ともにカジノ及び周辺エリアにおける治安秩序に維持に努めたいとした。