マカオ当局が大掛かりな蚊の発生源調査実施=デング熱及びデング熱予防対策の一環
- 2019/6/1 17:16
- 社会・政治
マカオ政府衛生局は5月31日、6月1日から30日までの間、マカオ全域の住宅及びビルの公共エリアを対象とした蚊の発生源調査を実施すると発表。
同局では、調査を実施する理由について、デング熱やジカ熱を媒介するヒトスジシマカがマカオに一般的に生息していることに加え、観光都市であり流動人口が多いことなどから、爆発的な流行を避けるためにも予防のための準備が不可欠であるためとしている。
今回の調査は統計調査局のサポートを得て実施するもので、衛生局の調査員がリストから抽出した各家庭やビルの公共エリアを訪れ、蚊の発生源の調査及び駆除、アンケート調査への協力を依頼するとのこと。また、これと同時に蚊を媒介とした伝染病の予防に対する啓蒙活動も実施するとした。