マカオ、端午節連休中に混雑予想されるマカオ半島中心部で公共路線バス12路線で運行ルート調整実施
- 2019/6/5 11:57
- ツーリズム
マカオは面積約30平方キロ、人口約66万人(海外労働者約18万人含む)の小さな都市だが、昨年のインバウンド旅客数は年間延べ3580万人超に達した。訪マカオ旅客数に占める中国本土旅客の割合はおよそ7割。
中国本土の連休には、マカオ半島中心部にある旧市街地の世界遺産・セナド広場や聖ポール天主堂跡周辺に観光やショップング目的の旅客が集中することから、混雑対策が急務となっている。
まもなく、訪マカオ旅客の大半を占める中国本土と香港で端午節の3連休(6月7〜9日)を迎えるにあたり、マカオ政府交通事務局(DSAT)がマカオ半島中心部における路線バスの停留所及び運行ルート調整計画を発表した。
影響を受けるのは主にマカオ半島北部の關閘エリアや外港フェリーターミナルとの間を結ぶ12路線で、3連休中の正午から午後8時まで「フェレイラ・アマラル・バスターミナル」と「新馬路/永享」を通過扱いとする。DSATでは、「フェレイラ・アマラル・バスターミナル」を通過するバスについては「葡京酒店」を、「新馬路/永享」を通過するバスについては「中區/殷皇子馬路」バス停近くに設置される臨時バス停をそれぞれ利用するよう提案している。
影響を受ける路線の詳細はDSAT公式サイト(www.dsat.gov.mo)に掲載されている。