マカオの19年5月の住宅不動産市場、前月から取引数と平均平米単価ともにプラス
- 2019/6/17 15:04
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が6月17日付で公表した最新統計によれば、今年(2019年)5月の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月から約3割(238件)増となる1025件だった。
また、5月の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同5.8%上昇の11万3715マカオパタカ(日本円換算:約153万円)に上った。
5月の取引件数が増加した要因として、マカオ半島北部の黒沙環地区とコロアン島の新築物件でそれぞれ258件、79件の取引があったことが挙げられる。
5月の全取引のうち、マカオ居民(マカオ居留権保有者)による初めての購入が占める割合は83.65%だった。