マカオで「鹿児島本格焼酎試飲会」開催…百貨店では鹿児島食品フェアも
- 2019/6/21 9:12
- 澳日関係
鹿児島県は6月20日、マカオで開催中のアート・文化イベント「アートマカオ」の日本パビリオン(塔石ギャラリー)内の特設会場で「鹿児島本格焼酎試飲会」を開催。同県からオガタマ酒造、山元酒造、小正醸造、小鹿酒造の4社が出展した。
イベントには現地のおよそ40人が参加。焼酎に関する基礎知識を学んだ後、出展社の担当者からそれぞれの蔵の歴史やこだわりの製法、商品の特長などの説明を聞きながら、焼酎や梅酒のテイスティングを楽しんだ。
参加したコンピューターエンジニアの男性、葉さんによれば、日本酒や日本産ウイスキーのファンだが、焼酎については全く知識がなく、興味があって参加したとのこと。今回のイベントを通じて好みの味の焼酎を見つけることができたと満足そうだった。鹿児島旅行を計画し、焼酎の醸造所を巡ってみたいという。今回、女性の参加者も多く、話を聞くと梅酒を推す声が目立った。
マカオの百貨店「ニューヤオハン」の食品フロアでは6月18日から7月2日まで鹿児島食品フェアを開催しており、今回出展した4社の商品も販売されているとのこと。
マカオの人口は約67万人だが、1人あたりGDP(域内総生産)はアジアトップクラス。また、年間3500万人以上という膨大なインバウンド旅客を誇るアジア有数の観光都市であり、近年、日本からの食品輸出先として注目される存在となっている。