マカオで今年10人目の輸入性デング熱感染者確認…患者はタイ渡航歴ある46歳マカオ人女性旅客

マカオ政府衛生局(SSM)は7月15日夜、マカオ域内で今年(2019年)10人目となる輸入性デング熱感染者を確認したと発表。

SSMによれば、患者はマカオ半島北部の筷子基(ファイチーケイ)地区に居住し、コタイ地区に勤務するマカオ人女性(46)。15日に感染確認された男性(44)の妻にあたる。患者は7月3日から7日にかけて夫と子供2人とともにタイのパタヤとバンコクへ渡航しており、マカオに戻った後の13日に発熱、関節痛、筋肉痛等の症状が出たことから、同日私立総合病院の鏡湖醫院を受診。その後15日になっても発熱が続き、密接接触者に対する追跡調査時のためデング熱検査のための採血を行い、16日にSSM公衆衛生研究所による検査結果が明らかとなり、夫と同じくデング熱I型に感染していることが確認された。SSMは患者の渡航歴、症状などを踏まえ、輸入性デング熱であると判断を下した。夫はすでに熱も下がり、快方に向かっているという。SSMでは、速やかに患者の住居周辺で蚊の駆除を実施する予定とした。

なお、今年マカオで確認された輸入性デング熱感染者の渡航先別では、マレーシア(2人)、フィリピン(1人)、シンガポール(1人)がデング熱「Ⅱ型」、カンボジア(4人)とタイ(2人)が「Ⅰ型」だった。

マカオは面積約32平方キロ、人口約67万人(海外労働者約18万人含む)の小さな都市だが、訪マカオ外客数は年間3580万人超に達しており、人口密度が極めて高く、人の出入りも多い。

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

マカオの街頭に掲出されているデング熱への注意を呼びかけるサイネージ(資料)-本紙撮影

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