北朝鮮の高麗航空が平壌〜マカオ直行定期便開設へ…8月から週2往復

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の国営高麗航空が平壌とマカオを結ぶ直行定期便を開設予定であることがわかった。

マカオ特別行政区民航局(AACM)が7月22日付で公表した最新版のマカオ国際空港目的地ネットワーク資料によれば、高麗航空が今年(2019年)7月17日付でAACMに申請したもので、承認ステータス欄には「8月2日から週2往復運航する予定」と記載されている。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。今年6月末末における乗り入れ航空会社数は28社、内訳はレガシーキャリアが18社、LCC(格安航空会社)が10社で、路線数は56路線。日本との間の定期便については、マカオ航空が東京(成田)に1日2往復、大阪(関西)に1日1往復、福岡に週4往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。近年、マカオ国際空港の旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年通期の旅客数は対前年15%増の延べ826万人を記録。今年は過去最多だった前年から16%増の960万人を見込んでいる。目下、年間旅客数キャパシティを1000万人に増やす拡張工事が進められている。

AACMが公表した最新版のマカオ国際空港最新目的地ネットワーク資料より抜粋

AACMが公表した最新版のマカオ国際空港最新目的地ネットワーク資料より抜粋

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