マカオ返還20周年記念サッカー大会、サウサンプトンFCが広州富力に快勝…日本代表吉田麻也選手も出場
- 2019/7/24 10:32
- ツーリズム
昨夜(7月23日)、マカオ・タイパ島の奧林匹克體育中心運動場(オリンピックスポーツセンタースタジアム)でマカオ特別行政区成立(マカオ返還)20周年記念国際サッカー大会が開催され、およそ9000人の観客がスタジアムに集まった。
対戦カードは日本の吉田麻也選手が所属するイングランドプレミアリーグのサウサンプトンFCと中国スーパーリーグの広州富力で、サウサンプトンFCのメンバーとして日本代表の吉田麻也選手も出場。試合は開始直後の前半1分にサウサンプトンFCのFWチェ・アダムズ選手(イングランド)のロング弾で均衡が破れ、その後も18分にFWシェーン・ロング選手(アイルランド)、38分にDFヤン・ヴァレリー選手(フランス)のシュートがゴールを揺らし、前半終了時点で3:0。後半、試合が膠着状態となる時間帯もあったが、サウサンプトンFCの優勢は変わらず、DFクリストフ・クラーラー選手(オーストリア)が追加点を決め、結果は4:0でサウサンプトンFCの快勝だった。
試合終了後のセレモニーでは、この試合でサウサンプトンFCの主将を務めた吉田選手がマカオ政府社会文化庁の譚俊榮(アレクシス・タム)長官から優勝カップを受け取った。MVPはサウサンプトンFCのDFジェイク・ボキンズ選手(イングランド)。
吉田選手は試合後の記者会見で、「英国と違う高温多湿の環境の中、チームのパフォーマンスに満足しており、多くの若い選手たちが素晴らしいプレーを見せ、マカオのファンも楽しんでくれたのではないか」とした上、「近年アジアのサッカーは進歩を続け、ヨーロッパのクラブチームでもアジア選手の実力を発揮できており、ヨーロッパで7シーズンプレーしているサッカー選手として、将来より多くのアジアのサッカー選手がヨーロッパを舞台に活躍するのをとても期待している」とコメントした。