マカオ金融管理局は8月22日、2018年のマカオと世界各地の対外経済取引を反映した国際収支バランスシートを公表。

　経常収支については、観光サービス輸出が力強く牽引する状況下において、商品貿易赤字を相殺。対前年17.6%増の1580億マカオパタカ（日本円換算：約2兆0855億円）という大幅な黒字を持続した。

　このほか、マカオ居民及び政府部門の海外金融資産が大幅上昇し、金融収支の主要項目にあたる非準備金融資産の純価値についても4.8%増の1418億マカオパタカ（約1兆8714億円）に上った。

マカオ金融管理局ビル（資料）―本紙撮影