マカオ、カジノで負けた中国人ギャンブラーがスーパーのレジから現金奪う…中国本土へ逃亡も再度マカオへ戻り御用

 マカオ司法警察局の発表によれば、今年(2019年)7月29日、マカオ半島新口岸地区にあるスーパーで強盗事件が発生。店舗の入口が破壊され、レジの中にあった合計約3.1万マカオパタカ(日本円換算:約41.5万円)の現金が奪われる被害があったという。

 通報を受けた警察が捜査に着手し、店内の監視カメラや「天眼」と呼ばれる公共エリアの監視システムの分析により被疑者の身元を特定。しかし、被疑者はすでに中国本土側へ逃亡した後だった。

 その後、8月26日に被疑者が再びマカオ入りした際、身柄の拘束に成功。被疑者は自称料理人の中国本土出身の男(37)で、警察の調べに対し、カジノで負けてしまった後、深夜時間帯にスーパーの周辺に人がいなかったことから、近くの工事現場でドライバーを拾い、犯行に及んだなどと供述したとのこと。また、男は身柄拘束時に約1.6万香港ドル(約21.6万円)の現金を所持していたという。警察では、男を加重窃盗罪で送検する方針。

身柄拘束時に被疑者が所持していた現金(写真:マカオ司法警察局)

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