マカオのメルコ系IR内のレストラン11店が「日本産食材サポーター店」に認定
- 2019/10/5 12:02
- 澳日関係
マカオをはじめ、アジアでカジノIR(統合型リゾート)施設を展開するメルコリゾーツ&エンターテインメント社(以下、メルコ社)は10月4日、マカオの系列IR「アルティラ・マカオ」、「シティ・オブ・ドリームス」及び「スタジオ・シティ」にあるレストラン11店が、日本貿易振興機構(以下、ジェトロ)から「海外における日本産食材サポーター店」として認定されたと発表。
同日、シティ・オブ・ドリームスのホテル「モーフィアス」において、日本の伊東良孝農林水産副大臣、和田充広在香港総領事館大使兼総領事、高島大浩ジェトロ香港事務所長らの出席のもとで、認定証授与式典が開かれた。
同社発出のプレスリリースによれば、日本の料理、芸術、文化の継承の促進に貢献している中小規模のファミリービジネスから大企業にいたるまでのすべての事業者を同社として支援していること、マカオをはじめ世界中でゲーミングを超えた取組みを強化していく中で、超一流レストランに対する高品質な食材や飲料を調達していく同社としてのこだわりも同時に示すものとした。
「海外における日本産食材サポーター店制度」とは、日本産農林水産物・食品の海外発信を強化するため、日本の農林水産省が推進し、ジェトロが認定団体となり、「海外における日本産食材サポーター店の認定に関するガイドライン」に従い、国外にある、日本産食材・酒類を使用しているレストラン・酒専門店、日本食材・酒類を取り扱う小売店を「日本産食材サポーター店」として認定する制度のこと。
今回、認定を受けたメルコ社IR内のレストランは、アルティラ・マカオの「オーロラ」、「天政」、シティ・オブ・ドリームスの「イー」、「ジェイド・ドラゴン」、「シンジ・バイ・カネサカ」、スタジオ・シティの「ヒデ・ヤマモト」、「ミアン」、「スポットライト」など。認定店については、日本の食文化や日本食を通して日本文化を世界にアピールするなど特定の要件を満たす必要があったという。