マカオ治安警察局、コロアン島に警察犬基地開設
- 2019/11/8 16:52
- 社会・政治
マカオ治安警察局特警隊の警察犬基地がコロアン島の黒沙馬路に開設され、11月7日に運用開始を記念したセレモニーが開催された。
マカオ治安警察局の梁文昌局長がセレモニーの祝辞で語ったところによれば、警察犬チームは1995年に設立され、当時30頭だった警察犬の数は、現在100頭を上回る規模にまで拡大したとのこと。警察犬チームは主に日常巡回、禁止薬物探査、保安検査、捜索・救助、犯罪捜査及び群衆秩序管理のサポートといった任務に従事しており、近年は学校や団体などとの交流機会を通じて市民と警察の関係を強め、警察に対する認識向上につなげる広報大使の役割もになっているという。
警察犬基地の面積は3500平米、4階建の行政棟と3階建の犬舎で構成。犬舎棟には犬が快適に過ごせるよう生活エリアと活動エリアのある150の独立犬舎のほか、室内活動・訓練エリア、遊泳訓練と理学療法のための警察犬専用プール、屋上には広々とした緑化空間が設けられている。また、犬舎棟の各フロアの天井と壁面には遮音物質、犬舎の出入口ドアには遮音ゲートと遮音ガラスが用いられ、警察犬が静かに安心して過ごすごとができるとのこと。