マカオグランプリ博物館が入館料を有料化へ…現在大規模改装中、2020年第1四半期再オープン見込み

 1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(以下、マカオGP)。1983年からフォーミュラ3(F3)グランプリが設けられ、アイルトン・セナ、ミヒャエル・シューマッハ、佐藤琢磨らが優勝を経てF1にステップアップするなど、若手レーシングドライバーの登竜門的存在として注目を集める。

 マカオグランプリは毎年11月中旬、市街地の一般道路を使った全長6.2kmのサーキット「ギアサーキット」で開催される。今年の第66回大会が今週木曜日から日曜日にかけて(14〜17日)開催予定となっており、マカオの街はグランプリムードで盛り上がっている。

 マカオグランプリ開催期間中以外にもマカオグランプリに触れることができる場所として、マカオグランプリ博物館の存在が挙げられる。マカオグランプリ開催40周年を記念して1994年にサーキット近くのマカオフォーラム内にオープン。有名ドライバーらが実際に使ったレーシングカーなど数々の貴重なコレクションを展示していたが、大規模リノベーションのため、2016年6月末から休館が続いている。

 かつてのマカオグランプリ博物館は入館料が無料だったが、再オープンにあたって有料化を予定していることがわかった。11月11日付のマカオ政府公報にマカオグランプリ博物館が将来的に入場料を徴収するとした行政長官令が掲載された。金額については、一般(12歳以上65歳以下)料金が80マカオパタカ(日本円換算:約1080円)で、マカオ居民(マカオ居留権保有者)や子供、高齢者、団体などには割引料金(一部もしくは全額)が適用される。また、ホリデーシーズンには特別プロモーションを提供でき、実際の状況に応じて入場料は適宜調整することも可能としている。入場料収入については、マカオ特別行政区の旅遊基金に積み立てられるとのこと。

 気になるマカオグランプリ博物館の再オープン時期について、同館を管轄するマカオ政府旅遊局では、2020年第1四半期の見込みとしている。新施設は同フロアあったワイン博物館の移転に伴い展示面積を拡大した上、新たな展示車両、3D効果や4Dレーシング体験といったインタラクティブ要素などが追加されるという。

旧マカオグランプリ博物館の展示イメージ(資料)-本紙撮影

旧マカオグランプリ博物館の展示イメージ(資料)-本紙撮影

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