マカオ 19年10月末の外貨準備高約2.3兆円=前月末から1.3%増
- 2019/11/13 14:33
- 産業・経済
マカオ特別行政区金融管理局は11月13日、今年(2019年)10月末のマカオ特別行政区の外貨準備高(外匯儲備資産総額)の初歩統計が前月の修正後統計から1.3%増の1733億マカオパタカ(214.7億米ドル、日本円換算:約2兆3437億円)だったと発表。
今年10月末の外貨準備高は前月末のマカオ流通貨幣の約11倍、広義マネーサプライ(M2)におけるマカオの法定通貨、マカオパタカ分の83.4%だった。
また、同月のマカオパタカの貿易加重指数は108.0で、前月から0.33ポイント下落、前年同月から1.43ポイント上昇。主要貿易相手国・地域の通貨に対して前月比でマカオパタカ安、前年同月比でマカオパタカ高の状況にあることを示している。
マカオは面積約32平方キロ(山手線の内側のおよそ半分)、人口約67万人という小さな地域だが、マカオの年間カジノ売上は世界最大を誇り、年間およそ3580万人の旅客が訪れるアジア有数の観光都市として知られる。