横琴新区で今年初の入札実施へ—十字門CBD

マカオに隣接する広東省珠海市横琴新区で今年最初の事業用地への入札が実施されることがわかった。用地は十字門中央ビジネス地区(CBD)に位置し、敷地面積3万2千平米、総建設面積19万平米、入札開始価格は6億8千万人民元(約10億円)という。

20日付地元有力紙「澳門日報」が伝えた。「珠橫国土儲二○一三——○一号」と名付けられた当該区画の用途は総合用地で、容積率は少なくとも5.9、緑地率は最大3割。建設面積19万平米のうち、オフィスとホテルが55%、商業が15%、サービスアパートメントが30%の割合だという。

なお、入札への参加条件として、重点発展本部の経済、金融サービス業向けプロジェクトであること、入札者またはその支配株主が2012年の世界500強企業であることなどと規定されている。なお、門戸は中国内外に対して開かれているが、個人及び連名での入札参加はできない。

横琴新区十字門CBD横ことエリアのの土地供給は今回の「珠橫国土儲二○一三——○一号」で5区画目となる。これまでのものと比較して面積が大きいため、フロア1平米あたり3,580人民元と、入札開始価格が高く設定されたという。

先月、十字門CBD湾仔エリアでは珠海十字門中央商務区建設控股有限公司が13万3千平米の総合用地を26億4千万人民元(約400億円)で落札に成功している。

珠海十字門中央商務区プロジェクトイメージ—本紙撮影

珠海十字門中央商務区プロジェクトイメージ—本紙撮影

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