マカオのIRで『ミシュランガイド香港マカオ2020』出版記念ガラディナー開催…世界のスターシェフ7人が集結
- 2019/12/21 11:45
- ツーリズム
仏ミシュラン社は12月17日にグルメガイド本『ミシュランガイド香港マカオ2020』を出版。同日、マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「シティ・オブ・ドリームズ」で星を獲得したレストランの発表記者会見及び出版記念ガラディナーを開催した。
ミシュランガイド香港マカオ版は今回で12年目を迎え、出版記念ガラディナーも同会場で4年連続開催となった。
ガラディナーで提供されたメニューは7品のフルコース。世界各地からスターシェフとパティシエ7人が集結し、この日のためだけに1品ずつ用意したもの。提供順に「アラン・デュカス・アット・モーフィアス」のアラン・デュカス氏(マカオ/二つ星)、「ザ・テイスティングルーム」のファブリス・ヴラン氏(マカオ/二つ星)、「吉兆嵐山本店」の徳岡邦夫氏(京都/三つ星)、「ヤントーヒン」の劉耀輝氏(香港/二つ星)、「D.O.M.」のアレックス・アタラ氏(サンパウロ/二つ星)、「ジェード・ドラゴン」の歐陽文彦氏(マカオ/三つ星)、そしてデザートは世界的著名パティシエのピエール・エルメ氏という豪華布陣。夢のような饗宴を現実のものとしたミシュラン、そしてパートナーを務めたメルコリゾーツ&エンターテイメント社のパワーと信頼を十分に実感させられた。
また、今回のガラディナーでは、進化を続けるファインダイニング文化を象徴するキーワードとして持続可能性を挙げ、この原則に合致する食材が厳選されたほか、会場設営のための資材なども含め、イベントの開催が環境に与える負荷を最大限抑える取り組みがなされたことも注目に値する。
ミシュランガイド香港マカオ2020においてマカオで星を獲得したレストランの数は前年から1店増の20店となった。近年、マカオは食の街としての知名度向上が続いている。