マカオのIR施設で女性スタッフに抱きつく…中国本土出身の男をセクハラ罪で送検
- 2019/12/28 9:16
- 社会・政治
マカオ治安警察局は12月27日、コタイ地区にあるIR(統合型リゾート)施設のホテル入口付近で勤務中のフィリピン人女性スタッフに抱きついたとして、中国本土出身の男(40)をセクシャルハラスメント罪で逮捕、送検したことを明らかにした。
警察発表によれば、同月26日午前、女性スタッフが勤務中に、男が執拗に付きまとい、手にしていた100人民元札を渡そうとしたという。男は女性スタッフの手に強引に紙幣を握らせた後、女性に抱きつき、女性が抵抗するにもかかわらず、腰に手を回すなどのセクハラ行為を継続したとのこと。異変に気づいた女性の同僚が駆けつけ、2人を引き離し、警察に通報したという。
警察の調べに対し、男は覚えていないなどと説明を拒否したが、被害女性と目撃者の証言が一致したことから男を起訴、27日朝に送検するに至ったとした。