マカオ警察総局がカジノIR施設内外で大規模社会浄化作戦展開…違法な貨幣両替などに従事した中国本土出身男女30人の身柄拘束
- 2020/1/5 10:41
- 社会・政治
マカオ警察総局は1月4日午後1時から午後8時にかけて、コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)内外で刑事捜査員30人を動員する大規模な社会浄化作戦を展開した。
今作戦において調査対象となったのは男女152人(男105人、女47人)で、このうち違法な貨幣両替やゲーミング(カジノ)チップの両替に従事していた中国本土出身の男女30人(男20人、女10人)の身柄を拘束したとのこと。身元確認を終えた後、治安警察局出入境管理廳に身柄を移すとしており、いずれも中国本土へ強制送還される見通し。
新年を迎えたばかりだが、中華圏では春節(旧正月)を祝う習慣が根強く残る。今年は1月25日が春節にあたり、主に中国本土から多くの旅客がマカオを訪れると予想されている。