マカオの世界遺産・セナド広場でスリ…中国本土出身の男1人を現行犯逮捕
- 2020/1/14 11:47
- 社会・政治
マカオ治安警察局は1月13日、同月12日午後に観光名所が多く集まるマカオ歴史市街地区のセナド広場周辺で警察官がスリ警戒パトロール中、中国本土出身の40代のスリの男の現行犯逮捕に成功したと発表。
警察発表によれば、パトロール中の警察官がセナド広場で通行人の貴重品を付け狙う挙動不審な男を発見。この男が1人の旅客を追うようなかたちで広場近くの店舗に入り、店内で旅客のコートの外側のポケットからスマートフォン1台を抜き出し、自身のコートの内ポケットにしまったのを目撃したことから、その場で男を制止し、所持品検査を実施したところ、当該スマートフォンが発見されたことから、現行犯逮捕するに至ったという。警察では、被疑者を窃盗罪で送検する方針。
マカオでは、混雑した公共路線バスの車内やバス停、観光名所周辺、さらにはマカオへ向かう航空機内等でスリ事件が頻発しており、警察が被害防止のため身の回りの品に対して細心の注意を払うよう呼びかけている。