レッサーパンダ館、今年下半期着工へ

マカオ政府民政総署管理委員会の梁冠峰委員によると、コロアン島の石排灣郊野公園内に建設を予定しているレッサーパンダ館(小熊猫館)について、今年下半期にも着工し、早ければ来年完成する予定という。

25日付地元有力紙「澳門日報」が伝えた。同氏によると、レッサーパンダは希少動物であり、今月、中央政府の林業局を訪れ、マカオへの導入に対して協力を得られたという。また、レッサーパンダは群れを成して暮らすことから、初期に4頭以上のレッサーパンダの導入を希望しているという。

マカオレッサーパンダ館の建設予定地は、コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンの隣。石排灣郊野公園では昨年フラミンゴ展示施設がオープンするなど、希少動物の飼育、展示施設の導入に積極的。

今回導入が予定されるレッサーパンダの生息域はインド北東部、ネパール、ブータン、中国南部、ミャンマー北部など。開発や乱獲による影響で個体数が減少している。

コロアン島の石排灣郊野公園(資料)—本紙撮影

コロアン島の石排灣郊野公園(資料)—本紙撮影

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