マカオと中国本土の主要な陸路の玄関口「關閘」の通関時間が正常化…新型コロナの流行緩和受け

 澳門海關(マカオ税関)は5月2日、マカオおよび周辺地域における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行状況が緩和したことを受け、通関時間を短縮していたマカオと中国・珠海市拱北地区との主要な陸路の玄関口となる、マカオ半島北部の關閘イミグレーション(通称:ボーダーゲート)及び港珠澳大橋マカオ側イミグレーションの一部について、3日から正常化すると発表。

 關閘は旅客、車両とも通関が午前6時から翌午前1時まで、港珠澳大橋マカオ側イミグレーションのマカオ〜珠海ルートの旅客の通関が午前8時から午後10時まで、車両については24時間通関にそれぞれ戻る。

 なお、港珠澳大橋マカオ側イミグレーションのマカオ〜香港ルートについては、午前10時から午後8時までの短縮された状態が続く。

 通関時間の正常化後も一部の例外(新型コロナウイルス検査陰性証明を取得済みの越境通学生など)を除いて入境制限は基本的に維持される。

中国本土とマカオの主要出入口となる關閘イミグレーション(資料)―本紙撮影

中国本土とマカオの主要出入口となる關閘イミグレーション(資料)―本紙撮影

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