マカオの20年4月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数大幅減も平均平米単価は上昇
- 2020/5/6 11:58
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が5月4日付で公表した最新統計によれば、今年(2020年)4月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月後半から119件減(43.6%減)となる154件だった。
一方、4月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同6.1%上昇の9万8414マカオパタカ(日本円換算:約131万円)に上った。
4月前半の全取引のうち、マカオ居民(マカオ居留権保有者)による初めての購入が占める割合は77.12%だった。
マカオでは今年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいる。