マカオの20年7月前半の住宅不動産市場、前月後半から取引数と平均平米単価がいずれもマイナス
- 2020/8/3 17:32
- 産業・経済
マカオ政府財政局(DSF)が8月3日付で公表した最新統計によれば、今年(2020年)7月前半の住宅売買・移転にかかる不動産印紙税の対象となった取引件数は前月後半から149件減(30.1%減)となる346件だった。
また、7月前半の住宅不動産の実用面積あたり平均平米単価は同4.7%下落の9万8701マカオパタカ(日本円換算:約130万円)だった。
マカオでは今年1月下旬以降、厳格な入境制限を含む新型コロナウイルス感染症(COVID-19)防疫対策が講じられており、経済に影響が及んでいるが、住宅不動産市場についてはこれまでのところ比較的安定して推移している。