香港競馬シーズン開幕日の馬券売上高が最高額更新…コロナ禍で場外馬券売場クローズも
- 2020/9/7 9:05
- 香港・大湾区
香港・新界エリアにある沙田(シャーティン)競馬場で9月6日、2020〜2021年シーズン開幕日のレース(10レース)が開催された。
同日の総馬券売上高は前年の開幕日から6.83%増となる13.76億香港ドル(日本円換算:約189億円)で、2017〜2018年開幕日に記録した12.94億香港ドル(約178億円)を抜き、開幕日としての過去最高を更新した。
なお、香港ではコロナ禍で多重の防疫措置が講じられる中、競馬場に入場できるのは事前に予約した出走馬の馬主と同伴者1人に限られ、香港域内に100ヶ所以上ある場外馬券売場もクローズに。競馬ファンはテレビ生中継での観戦、オンラインでの馬券購入を余儀無くされた。
香港競馬は香港の競馬競技団体にあたる香港賽馬会(ホンコン・ジョッキークラブ)が運営。例年、9月から翌年7月にかけて開催され、シーズン中、原則として毎週水曜日と週末にレースを開催している。水曜日は香港島の市街地にあるハッピーバレー競馬場でのナイトレース、週末にはハッピーバレー競馬場または郊外の沙田競馬場でのデーレースとなる。