マカオの気象台が「WMO百年観測所」に認定

 マカオ政府地球物理気象局(SMG)は10月1日、9月30日に開催された世界気象機関(WMO)の第72回執行理事会の理事会において、同局の大潭山観測所を「百年観測所」に認定する決議が採択されたと発表。

 SMGによれば、これが世界で94番目の認定になるとのこと。認定にあたっては、少なくとも100年以上前に開設され、現在まで観測を続けていることのほか、複数の必須条件が設定されているという。

 マカオにおける気象観測はSMGの前身にあたるマカオ気象台によって1901年にスタートし、社会の変化に応じて途中で移転の必要にも迫られたが、観測中断期間、気候的特徴に影響する移転がないといったものも含めて厳格な条件をすべてクリアでき、認定に至ったとのこと。

 SMGでは、長期にわたる気象観測データは天候の予報分析と気象研究の重要な柱であり、気候の変化を理解し、気象科学技術の開発を促進するための貴重な科学的遺産だとし、今回の認定はWMOによるマカオの取り組みに対する評価のひとつといえるとした。

かつてのマカオ気象台(写真:SMG)


現在のマカオ政府地球物理気象局(写真:SMG)

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