マカオ消防局、2020年1〜9月の救急車出動回数13%減…コロナ禍インバウンド旅客減と市民による利用減が重なる
- 2020/10/22 10:37
- 社会・政治
マカオ消防局は10月21日に記者会見を開き、今年第1四半期から第3四半期まで(2020年1〜9月)の消防統計を発表した。
今年1〜9月の総出動回数は前年同時期から11.44%減の3万2303件だった。内訳は、火災が11.53%減の606件、救急車の出動回数が13.11%減の2万7544件、救助活動が0.67%減の1034件など。救急車出動回数減の要因として、新型コロナ防疫対策による入境制限でインバウンド旅客が減少したことのほか、市民による利用も明確に減少したことを挙げた。
また、今年1月から10月20日までの新型コロナ感染疑いの搬送数は2114件で、人数にして2852人(男性1438人、女性1414人)だったとのこと。